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南米コロンビアやアウトドアなど、思いつきで書いていきます。
コロンビア国軍がFARCへの越境攻撃から始まったエクアドル、ベネズエラとの外交問題。
そこに関係の無いニカラグアのオルテガ大統領まで国交断絶を宣言し、複雑にこんがらがっていました。

今日、ドミニカ共和国で開催されていた中南米諸国が参加するリオ・グループの首脳会合で和解が成立しました。

ちょうど、お昼ごろにラジオで各国大統領の激しいディベート、罵り合いを聞いていてこりゃ解決しないかと思っていました。
終わってみれば、ドミニカ共和国大統領のとりなしで、ウリベ大統領とコレア大統領など皆が握手して丸く収まりました。

ウリベ大統領やコレアが熱くなっているところで、チャベスは終始冷静に対応したようです。
そして、コロンビアが国際司法裁判所へ提訴チャベスを提訴することを取り下げさせ漁夫の利を得ました。
コレアは最後まで仏頂面です。やっぱりウリベは大人ですね。
コロンビアにとっても良い収め方だったのじゃあないでしょうか。

久しぶりに白熱した外交の場をライブで観ましたが、ウリベ大統領はまた格を揚げた感じです。
ちょうどお昼時で、路上でも多くの人がテレビやラジオに食い入っていました。



Cumbre
[TVに見入る国民 Foto:El Tiempo.com]


ちょっと古いですが、2月28日のYP0-WPOのプレスリリースを紹介しておきます。

****引用****
国際的な経営者ネットワークを運営する米YPO-WPOは、オーストラリア・シドニーで開催した「グローバル・リーダーップ・サミット」で、「2008リーダーシップ賞」をコロンビアのアルバロ・ウリベ大統領に授与したと発表した。ウリベ大統領は、衛星生放送を通じ会場の出席者1500人に、「祖国コロンビアとその民主主義のために全力を尽くす」と述べた。ウリベ大統領は2002年の就任以来、民主主義体制、安全保障、投資家信頼感、社会的結束などの向上・強化に務めてきた。大統領就任以降、犯罪率が大幅に低下、準軍組織の武装解除が進行しているほか、外国資本の直接投資が飛躍的に増加した。コロンビア国内での1月のウリベ大統領の支持率は81%に達した。
****引用おわり****

それから、こんな記事も見つけました。ゲリラのネットワークはグローバルに展開しているようです。

*****引用******
タイ:ロシア人「死の商人」を逮捕 米捜査当局の情報で
 【バンコク藤田悟】タイ警察は6日、大規模な武器密輸を手掛ける「死の商人」として米捜査当局が行方を追っていたロシアの武器密売業者、ビクトル・ブート容疑者(41)をバンコク中心部のホテルで逮捕した。アフリカなどの紛争地に大量の武器を密輸していたほか、国際テロ組織アルカイダやアフガニスタンの旧支配勢力タリバンにも武器を流していた疑いが持たれている。
 米捜査当局は、ブート容疑者がコロンビアの左翼ゲリラ「コロンビア革命軍(FARC)」と接触するためタイに入国するとの情報をつかみ、タイ警察に捜査協力を要請していた。米国側が身柄引き渡しを求めるとみられる。
 旧ソ連空軍兵士だったブート容疑者は退役後、アフリカや中東、東欧などに武器密輸のネットワークを張り巡らせていたとされる。米国当局が「最悪の武器商人」として資産凍結などの措置を取っていた。
 タイ警察によると、ブート容疑者は取り調べに「ゲームは終わった」とだけ話し、黙秘しているという。
【毎日新聞 2008年3月7日 19時42分】
*****引用おわり******

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コメント
この記事へのコメント
ウリベ大統領の手腕は凄いですね。意外にも早い和解で驚きです。今日は新聞に結構詳しい解説が載っていて、ためになりました。それにしても、迫力のあるシーンですね。
2008/03/09(日) 00:29 | URL | Donna+de+salsa #-[ 編集]
いや、ウリベ大統領は凄いですよ。政治と外交手腕は立派です。
日本の明治期の政治家に通じるかな。国益重視でまっしぐらです。
2008/03/09(日) 12:18 | URL | Kaigunchui #iM6BRqn6[ 編集]
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